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夢乃井便り

夢の里を歩いていると、イチョウの木が綺麗に紅葉していました。
黄色の葉はとても鮮やかで、見るものの心を簡単に奪っていきます。

木の根元はビッシリと美しい落葉に埋もれ、一面黄色い絨毯を敷き詰めた様。
いつまでも眺めていたい光景でした。
そんな落葉を眺めていると、ふと思い出したので作ってみました。

子どもの頃の思い出の一場面に過ぎないのですが、なぜか鮮明に覚えています。
幼い頃、母が作ってくれた花。

イチョウの綺麗な黄色い葉っぱを幾重にも重ねて作る薔薇。
子どもと一緒に作ってみるととても喜んでくれました。

沢山のおもちゃより、自然と遊ぶ方が子ども達は飽きずいつまでも楽しんでいる様な気がします。

いつの日か、こういう経験を積んだ子ども達が未来の子ども達に伝えていくと素敵だなぁと思います。
それには、大人が今の子ども達に色んな経験をさせてあげるのが大切だと思っております。
ご家族で夢乃井へお越しの際には、是非自然と遊んでいってほしいものだと思わずにはいられません。

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