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夢乃井便り

昨日26日、将棋の甲斐智美女流王位(28)に里見香奈女流3冠(20)=女流名人、女流王将、倉敷藤花=が挑む第23期女流王位戦5番勝負の第1局が、午前9時より当館・夢乃井にて行われました。

3連覇を目指す甲斐様に対し、女流王位初挑戦の里見様は4冠目を狙う真剣勝負。
定刻前に両者は対局室に入室され、振り駒で甲斐が先手番となり、立会人の若松政和七段が開始を告げると「7六歩」と指しされました。
女流将棋界の頂点を争う20代同士の対決がついに開幕。
開幕直前、館内はピリっと張り詰めた空気に覆われました。

夢乃井で始まった第23期女流王位戦5番勝負第1局。
振り飛車を得意とする両者の戦型に注目が集まっていましたが、里見様が角交換を選択し、乱戦模様の展開。

里見様は8八角成(4手目)と角交換。
その後、4五角(6手目)、7六角(7手目)とお互いに「筋違い角」を打つ展開になった。さらに、もう一度角交換した後、6八銀(13手目)、6二銀(14手目)と駒組みを進めた。

立会人の若松政和七段様は「手持ちの角の使いどころが今後の焦点。開幕戦だけに慎重な指し回しを予想したが、両者ともに意欲的な姿勢が目立っている」と話されておられました。

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