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夢乃井便り

春を告げるイカナゴ、こちらではこの時期になると競って‘イカナゴのくぎ煮’が各家庭で作られます。
家庭によって水あめを使ったり、ザラメだったり、生姜や柚子等微妙な味の違いがあり、まさしくおふくろの味。
遠方の親戚等が楽しみにしているからと大量に作られる家庭も少なくありません。
個人的には、小ぶりのイカナゴの方が軟らかく口当たりがいいので今年は私好みの様です。
その心のこもった家庭の味を頂きました♪
生姜がピリッと効いて甘めの味付けは、炊きたてのまだ湯気が立つご飯の上にのせて口いっぱい味わいます。
う~ん(T_T) 幸せです~・・・。

そんなイカナゴは、実は夏中寝て過ごすグ~タラ魚?です。
水温の高い夏の間、砂にもぐって冬眠ならぬ夏眠をします。
写真は「体がちぎれてしまった頭だけ」が集まったもの・・・ではありません!(汗)
瀬戸内海では、 水温が19℃に達する6月に、大群が一挙に砂中にもぐり込みそのまま夏を過ごします。
何故夏眠をするのかは明らかになっていませんが、大事な産卵期を前に敵から身を守り、 体力を温存する為との説があります。
と、いう訳で。
写真は砂場からヒョッコリ顔を覗かせているイカナゴです☆

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